「今回はダメかも」の時こそ「楽しい」ピエロになれ

仕事をしていると部署全体がマイナスで嫌な空気で充満している時があります。「今回はダメかも」と皆が思いはじめているのでしょう。諦めムードの暗い状況の時にどうやったらやる気がでるようにできるでしょうか?

「今回はダメかも」の時こそ「楽しい」感情を作るピエロになる

誰がピエロになるんでしょうか?自分がなるのです。

楽しい感情に人は惹きつけられる

みんなが無言で諦めかけている時こそ「楽しそう」と周りに思わせることが大切です。

困った時こそ「面白くなってきた」と無理やり楽しいイメージを持ちます。大事なのは自分だけでなくその楽しそうな雰囲気を周りに伝えることです。

病気で入院してる時もふとしたことで家族で笑った経験はありませんか?悲しいとか心配な気持ちはありますが、家族の1人が前向きだと一時的でもプラスの気持ちに引っ張られるのです。

でも、ただただ「楽しい」イメージを周りに伝えるだけでは駄目です。それだとただよく考えていない楽観的と見られます。大切なポイントは2つあります。

頑張る先の未来をみんなに見せる

頑張れば得られるであろう結果を具体的に説明する

今からチェレンジすることが成功したらこんなに素晴らしいと未来を見せます。「世界があっと驚くよ」「この分野で頭1つ抜き出ることができる」成功するイメージを具体的に共有します。やる動機になりますね。

結果の為に必要な努力を具体的に説明する

成功のためにやるべきことを共有するのです。漠然と成功したイメージを言われても「そんなの夢物語だ」と片付けられます。でもそのために必要な努力と過程を言われると、「それができたらあの未来が見えるのか」と期待できます。

もしあなたが塾の先生でもう駄目だと思ってる受験生を受け持つとします。まずもし今勉強を頑張れば「輝かしい高校生活」が待ってることを具体的にイメージさせます。あの親友と同じ高校にいき、部活に打ち込んで、恋もする。そんな受験の先のバラ色の高校生活を想像させます。
そのあとにそのための具体的に必要な努力を説明するのです。あと3ヶ月しかないから、英語と社会を15点上げる必要があること。そのために単語も150個は覚える必要があるし、苦手な世界史を一つ一つ覚える必要があると。

「素晴らしい結果」と「そのための努力」が分かるなら、「楽しい未来」が見えて自然と前向きになります。

マイナスの空気が一変してチャレンジャーのように前向きになれます。「やってやるぞ」と思って取り組みますから結果も大違いです。複数で取り組むプロジェクトならなおさら全員が同じ未来を見ないといけません。あなたが率先して楽しそう、やり遂げたら凄いことになるというピエロになればいいのです。

心理学的にも大勢の中で少数派が1つの意見を言い続けていると、だんだんその少数の意見が正しいのではないかと皆が思うようになります。言い続けることです。だんだん「やってみるか」という前向きな感情は伝わっていきます。

日頃からの笑いとユーモアを忘れないようにしましょう。「あの人はいつも楽しそう」と思われたら大成功です。周りの人は自然とその「楽しそう」という感情に感染します。

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